消費者金融側は最悪利息だけ支払ってくれれば問題ない
誰でも手軽に利用することができるカードローンですが、お金を借りているということに変わりはありませんので、毎月決まった時期に返済しなければなりません。
とはいえ、場合によっては一時的に出費がかさんでしまい返済が難しくなる月というのも出てくる可能性があります。このような場合には、まず実際に融資を受けているカードローン業者に相談して返済が遅れることを伝えることが大切ですが、
その際に提案されることが多いのが利息だけ支払ってください。
というものです。返済が滞納した状態が続くと、個人信用情報機関にその情報が登録されることになります。
その結果、新たなカードローンの借入に対して影響を及ぼすことがあるのはもちろん、クレジットカードの新規発行や住宅ローンの契約などもできなくなる可能性があります。
信用情報に傷がつかないように利息のみ支払って急場をしのぐ
そのため、できるだけ信用情報に傷がつかないようにする必要があるのですが、利息のみ支払って急場をしのぐというのは、そのための方法のひとつといえます。
もちろん利息だけ支払っているのでは、元金への充当が行われないことになりますので借入残高は減ることがありません。
しかし、カードローン業者にとっては返済時に支払われる利息こそが利益につながるものなので、利息だけでも払ってもらえればそれでも問題ないのです。
また、利用者側にとってもとりあえずは利息だけでも支払っておくことで返済する意思があるということをカードローン業者側に伝えることができます。
この方法の最大のメリットは、ほとんどのカードローン業者が滞納扱いとしない、という点にあります。
返済すべき日に遅れているため延滞していることに変わりはないのですが、それでもカードローン業者からすれば利息だけでも入ってくれば少なくとも損失にはならないんですね。
ただし、それでもいつまでも利息だけ支払い続ける状態というのは返済する意思がないと判断される可能性にもつながりますので、決して良い状態であるとはいえません。
あくまでも急場をしのぐための方法と考えておいた方が良いでしょう。
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日商簿記を取得し、中小企業の経理・総務を8年経験し精通。
銀行との借入交渉も経験し、企業・個人としての金融ノウハウを生かしてする問い目線でライティングします。