事故情報がなくても審査に通らないスーパーホワイトとは?
キャッシングの審査で重視されるものといえば、やはり「信用」でしょう。
なにしろこれまで人間関係を築いてこなかった人に対して「お金を融資する」わけですから、客観的なデータをもとに信用できるかどうかを判断することは重要となります。
ここでいう「信用」とは、過去にカードローンやクレジットカードで問題を起こしてないかという点も含めて確認が行われます。
事故情報がなくても審査に通らないってことはあるの?
では過去に全くカードローンやクレジットカードを利用したことがない、という人の場合はそもそも事故を起こすことができないので審査でも有利なのかといえば必ずしもそうではありません。
たとえばまだ20歳になったばかりの人がカードローンやクレジットカードの利用実績がないのはむしろ当然です。
しかし、もしも30代40代の人が過去に一度もクレジットカードを発行したことがなく、カードローンで融資を受けたこともない、そんな場合はかえって審査では疑われる要因となってしまいます。
えっ?事故情報がないのに審査に通りにくいの?
この状態を「スーパーホワイト」と呼んでおり、
過去に事故を起こした経歴もないかわりにクレジットカードやカードローンの利用実績もない
という状態をいいます。これからキャッシングを利用しようというのに、そもそもキャッシングそのものの利用経験がないという人はどのような利用をしてきたかの判断ができないことから審査では慎重な判断をされることがあります。
また、自己破産などで一時的にカードローンやクレジットカードが利用できなかった場合も同様の状態になることから、業者サイドとしてはその可能性も疑うことになります。
これまで現金主義でカードのたぐいは持たない
そんな生活を何十年も続けてきた人がいきなりカードを持ちたい、といってもそれはそれで問題があるというわけですね。
そのため、失敗しないキャッシングのためにはカードローンやクレジットカードについてある程度の利用実績がある方が望ましいのです。もちろん支払いの延滞などがあれば論外ですので、その点は注意しておいた方が良いでしょう。
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日商簿記を取得し、中小企業の経理・総務を8年経験し精通。
銀行との借入交渉も経験し、企業・個人としての金融ノウハウを生かしてする問い目線でライティングします。