消費者金融業者には様々なところがあり、大手ならどの業者を選んでも基本的な利用開始までの流れや利用方法は同じです。
そのため、どこでも同じようなイメージがあるかもしれませんが、実際にはどこの業者でも構わないというわけではありません。
同じ消費者金融でも返済日と返済方法が異なる
まず、消費者金融でお金を借りる際の判断基準となるのが返済日と返済方法です。いくらまで借りられるのか、ということを先に考える人もいるかもしれませんが、
消費者金融の場合は総量規制の対象となりますのでどんなに多く借りたとしても年収の3分の1までとなっています。
これはどの消費者金融を選んでもそれ以上借りることはできないうえに、初回の融資ともなればいきなり高額の融資を受けることはまず不可能なので、最初に考えるべきことは借りた金額をどうやって返済するのか、ということです。
返済日についてはできれば給料日に近い日を選びたいところですので、その日を選ぶことができるかどうかということがポイントとなります。
もしも自由に返済日を選ぶことができれば良いのですが、業者によっては返済日は25日固定となっているところも少なからずありますので、
もしも給料日が25日ではない場合にはあまりおすすめできません。
大手消費者金融の返済日
返済日 | 口座振替の返済日 | |
---|---|---|
プロミス | 5日、15日、25日、末日のいずれか | 三井住友銀行・ジャパンネット銀行の場合は5日、15日、25日、末日のいずれかで、その他金融機関の場合は毎月5日 |
アコム | 35日毎返済の場合は借入日の翌日から35日後、毎月返済の場合は自由に選べます | 毎月6日 |
SMBCモビット | 5日、15日、25日、末日のいずれか | 5日、15日、25日、末日のいずれか |
返済方法も多彩で色々選べる方が後々助かる
次に返済方法ですが、これについてもできるだけ自身が面倒にならない返済方法が良いでしょう。
たとえば通勤経路中に返済用のATMがあるところを選ぶと返済もかなり楽になりますし、返済方法として自動引き落としが選べるところであれば現金を持ち歩く必要がなくなります。
また、毎月の返済金額についても併せて考えておきましょう。
消費者金融で融資を受けたお金は毎月少しずつ返済をすることになりますので、その金額についても無理なく返済できる範囲のところを選ぶことが大切です。
こうした返済についての条件はそれぞれの消費者金融業者ごとに微妙に異なる部分がありますので、融資を受ける前にひととおりチェックしておき、最適な選択ができるように考えたいところです。
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日商簿記を取得し、中小企業の経理・総務を8年経験し精通。
銀行との借入交渉も経験し、企業・個人としての金融ノウハウを生かしてする問い目線でライティングします。